この山門は、昭和26年(1951年)に品川御殿山の原邦造邸から移築されたものです。銘によると、天保4年(1833年)、元播磨国美嚢郡三木和田の某寺の山門として工匠黒田重兵衛常久、瓦匠勝清の手によって作られたものでしたが、明治33年(1900年)3月、原邦造氏の先代六朗氏の還暦記念に際して邸宅に移され、さらに邦造氏の好意によって圓融寺に移されました。まさに山門三遷して所を得たといえます。江戸期の建築としては屈指の名門に数えられます。
現在の山門は、平成元年の記念事業として屋根が修復され、袖塀が造築されています。
圓融寺