日源上人五重塔の手前にある大きな石碑は、文化功労賞者の豊道春海(豊道慶中)氏の筆によるものです。中央の「融」の字を○で囲み、右端に「無礙天真」と書かれています。
「圓」は、まるく、あまねく、尽きないという意味で、「融」は、とけこむ、やわらぐという意味があります。また「無礙」とは妨げのないことをいい、「天真」とは天から与えられた人間の純粋な本性のことです。
したがって「圓融無礙天真」とは、天から与えられた人間の自己本来の姿は何事にも妨げられることがなく、大宇宙の中に融け入って自由であるという意味です。
圓融寺